ヤクルト４００ができるまで

ヤクルトのサイトのほうで、ヤクルト４００ができるまでの工程が紹介されていました。

これ以前は
「ヤクルトができるまで」
だったと思います。

それが
「ヤクルト４００ができるまで」
になっていました。

今ではヤクルト社の代表商品は普通のヤクルトではなく、ヤクルト４００なのかもしれません。

ヤクルト４００ができるまではリリとピピが紹介してくれます。
おもしろおかしく紹介してくれるわけではなく、結構お堅いです。

子供向けなわけではなく、大人向けです。
それも結構本気でヤクルトがどうやって作られているのか興味がある人ではないと、最後まで見ていられないかもしれません。

中途半端な興味だと、つまらなくなって途中で見るのをやめる人が多そうです。

ヤクルト４００は粉ミルクで飲料を作っている

ヤクルト４００ができるまでの映像が結構つまらないので、自分が簡単に紹介していきます。

これ、前も「ヤクルトができるまで」で見たことがあります。
ヤクルトとヤクルト４００の作り方ってほぼ全部同じなのだと思います。

まずは粉ミルク、これをお湯で溶かします。
まさかの粉ミルクですよ！

「粉ミルクを飲むとか！俺たちは赤ちゃんかよ！！」
とヤクルトは粉ミルクからできると知って衝撃を受ける人も多そうです。

でも別に粉ミルクって赤ちゃんがよく飲むだけであって、赤ちゃん専用の飲み物でもないです。
大人が粉ミルクを飲んでもいいんですよ。

おいしければいいのでは？

粉ミルクをお湯で溶かしたものを高温で殺菌。
まだ乳酸菌を入れていませんからね。
まずは安全性を確保といったところです。

乳酸菌シロタ株はシードタンクというところで育てられています。
乳酸菌シロタ株のおかげでヤクルトが人気なところがあります。
ヤクルト社としたら、乳酸菌シロタ株は財産でもあります。

乳酸菌シロタ株を培養して増やします。
乳酸菌を増やすのって、そんなにお金ってかからないと思うんですよ。

だからヤクルト４００ももうちょっと安くていいと思うんだけどなぁ。
普通のヤクルトが４０円で、ヤクルト４００が７０円というのは、ヤクルト４００が高すぎると思いますよ。

培養タンクで、高温殺菌した粉ミルクを溶かした液と乳酸菌シロタ株を混ぜ合わせます。
これって思うんですけど、単に乳酸菌シロタ株をぶち込んでいるだけなんですよね。

ヨーグルトだったら、生乳に乳酸菌を入れて醗酵させることでできるわけです。
だからヨーグルトには乳酸菌って必須なんですよ。

乳酸菌が入っていないヨーグルトになると、どうやって固めたのか謎です。
牛乳って腐っても固まらないですよね？

でも菌がいると、醗酵して固まるわけです。
だからヨーグルトには乳酸菌は必須なわけです。

でもヤクルトは単に飲み物に乳酸菌シロタ株を後から入れているだけです。
だから乳酸菌シロタ株って別にヤクルトに必須なわけでもない気がします。

乳酸菌シロタ株を配合しないヤクルトだって作れると思うんですけど…。

その後乳酸菌シロタ株を混ぜた飲み物の菌を整えます。
こんなこともするんですね。

その後、そのままだとおいしくないのでシロップなどで味付け。
ヤクルト４００の中身ができあがります。

ヤクルト４００ができるまでを見た感想

まずヤクルトもヤクルト４００も作り方がまったく同じだった点が驚きました。
単に乳酸菌を配合した量を増やしただけなんですね。

前に冗談でいいましたけど、冗談抜きに

ヤクルト８００やヤクルト１６００を出してくる

可能性があると思いました。
ヤクルト１本に乳酸菌８００億、１６００億個配合した製品ですね。

作ろうと思えば作れるでしょ。

こういう点をみても
「ヤクルト４００ってなんなんだろうなぁ」
って思います。

単にヤクルトを作る過程で、乳酸菌シロタ株の量を多く入れただけですからね。
それだけで１本あたりの値段を高く販売できるわけですから。

ヤクルト社からしたら、そりゃ儲かると思います。
ヤクルト１本４０円で販売しても利益がでるのに、乳酸菌の量を増やしただけで１本７０円で販売できるわけですから。

うちの親になると、ヤクルトには乳酸菌の健康効果は求めていなく、味だけ求めてそうなので
「乳酸菌シロタ株を配合していない安いヤクルトを販売してくれ！」
とか言いそうです。

実際そういうヤクルトも作ろうと思えば作れるはずなんですよ。
でもそれって単に粉ミルクに甘みをつけた飲み物だと知ったら、飲む気がなくなりそうです。