ヤクルト400に副作用があるか?
ヤクルト400には乳酸菌シロタ株が400億個も配合されています
「そんなに沢山の乳酸菌を配合していて副作用はないの?」
と思う人もいるかもしれません。
乳酸菌には副作用はないです。
人間の腸内には沢山の腸内細菌がいます。
乳酸菌シロタ株は善玉菌を増やす菌なので、どんどん摂取したいところです。
そもそも乳酸菌を沢山とることで副作用があるのなら、ヤクルト400なんて危険な製品になってしまいます。
配合している乳酸菌の数が少ない普通のヤクルトのほうが人気になるはずです。
ということで、ヤクルト400の乳酸菌シロタ株には副作用はありません。
ただヤクルト400という製品は、乳酸菌シロタ株以外にもいろいろな原材料が使われています。
乳酸菌シロタ株は副作用はなくても、その他の原材料によって体に好まない症状がでる可能性はあります。
特に砂糖の影響が気になります。
ヤクルト1本には、角砂糖2個分の砂糖が使われていると言われています。
ただ、これってそこまで多くの砂糖というわけではないです。
ジュースになると、もっと大量の砂糖が配合されていますからね。
ヤクルト400は1本80mlです。
それだけの量なら砂糖がそこまで多く配合されているはずもないです。
ヤクルトを2本飲むより、ヤクルト400のほうが安全なわけ
ヤクルト400には乳酸菌を400億個配合しています。
普通のヤクルト(newヤクルト)には乳酸菌を200億個配合しています。
普通のヤクルト2本飲めば、ヤクルト400と同じ数だけの乳酸菌シロタ株を摂取できます。
でも、よく言われているのはヨーグルトや乳酸菌飲料の飲みすぎはおなかがゆるくなりやすいんです。
なので、ヤクルトを2本飲むとおなかの調子が一時的に悪くなる可能性があります。
さきほども言いましたけど、ヤクルト1本には角砂糖2個の砂糖が配合されています。
普通のヤクルトを2本飲んだら、角砂糖4個分の砂糖を摂取してしまうことにもなってしまいますし。
その点で、ヤクルト2本を飲むより、ヤクルト400を1本飲んだほうが安全性は高いと自分は思っています。
なぜヨーグルトや乳酸菌飲料を沢山飲むとおなかがゆるくなるのか?
これは単純に冷たいものを沢山食べたり、早く食べたことによる、腸内環境の乱れ&冷えからのおなかを下したことが原因だと自分は思っています。
人間のおなかや腸は冷えに弱いです。
夏に暑いからといってアイスを沢山食べると、おなかを壊すとよくいいます。
おなかを冷やして眠ると、風邪をひきやすいと言われるのも、おなかが冷えると腸の働きが悪いので免疫力のほうに影響がでるからかと。
ヤクルトを2本飲むのでも、ゆっくり時間をあけて飲めば問題ないです。
でもいっきにヤクルト2本一気飲みをすると、腸に刺激を与えたり、冷えからおなかの調子を悪くする可能性があります。
冷たいものはゆっくり食べたり飲んだりしてください。
これは乳酸菌配合商品だけに限ったことではないです。
水であっても、氷を入れてキンキンに冷えた水を急いで飲むとおなかの調子が悪くなります。
注意してください。
早飲みしてしまう人にとっては、ヤクルト400は量が少なくて沢山の乳酸菌を摂取できるので理想的な飲み物と言えるかもしれません。
ヤクルト400の量もたった80mlです。
80mlの飲み物で体調を崩すほうが難しいかと思います。
乳酸菌を配合したものは飲み始めに便秘や下痢になりやすい
自分は乳酸菌を配合した整腸薬の新ビオフェルミンSもよく飲んでいます。
新ビオフェルミンSは3種類の乳酸菌を配合した医薬部外品の整腸薬です。
それほど多くの人ではないのですが新ビオフェルミンSを飲み始めたときに、便秘や下痢になってしまう人がいます。
これはなぜそうなってしまうのかはわかりませんが、そういう人がいるんです。
その後じょじょに便秘や下痢の症状が治まり、乳酸菌の効果を実感できるわけですけど…。
菌を配合した製品は、飲み始めのときに下痢や便秘になってしまう可能性があります。
ヤクルト400もはじめて飲んだとき、下痢や便秘になってしまう人もいると思います。
そういう人は様子を見てヤクルト400を飲むようにしてください。
単に乳酸菌シロタ株との相性が悪いのかもしれません。
たまたま下痢や便秘になっただけかもしれません。
ヤクルト400を飲むと下痢や便秘になってしまう人は、効果が強く出すぎているのかもしれません。
ヤクルト400ではなく、普通のヤクルトを飲んでみて様子を見るのもいいと思います。
ヤクルト400を半分だけ飲むぐらいなら、ヤクルト1本飲んだほうがいいかと思います。
ヤクルトを1本飲んでも、それでも下痢や便秘になってしまうのなら、ヤクルトを半分ほど飲んでみて様子を見てみればいいと思います。
それでも下痢や便秘が改善されそうもないのなら、ヤクルト(乳酸菌シロタ株)との相性が悪いと思って、飲むのを諦めるべきだと思います。
無理してヤクルトを飲む必要はないと思いますから。
まぁそんな人は滅多にいないので大丈夫だと思いますけど。
乳酸菌の量を増やした製品は邪道か?
ヤクルト400は普通のヤクルトより乳酸菌の量が多い製品となっています。
個人的には、このやり方はあまり好きではないです。
なぜなら、こういう乳酸菌の量を増やすっていうのは
<<無名メーカーがやるような手>>
だからです。
乳酸菌の量をアピールする商売は、無名メーカーがよくやる手なんですよね。
なので、聞いたこともないメーカーの乳酸菌サプリなんかは、乳酸菌の量をアピールしている製品が多いです。
有名メーカーになると、乳酸菌の量ではなく、乳酸菌の質というかな、種類で勝負してくるところが多いです。
明治なんかは、まさにそういうところがありますよね。
R-1とか、LG21とか。
聞いたことがある乳酸菌だと思います。
ヤクルト社も乳酸菌シロタ株という乳酸菌を大事にしていたところがありますが。
ヤクルト400がヒットしたので、あからさまに乳酸菌の量をアピールするようになりました。
こういう製品がでてくると、ヤクルト400の次は、ヤクルト1000。
その次がいくつになるのかはわかりませんけど、ヤクルト2000は通過点な気がします。
ヤクルト1億とかでてきてもおかしくないというか、いつかはそこまで行くというか、ヤクルト1兆とかでてきてもおかしくないです。
でもこうなると、今はヤクルト1000がありますけど。
普通のヤクルトや、ヤクルト400の立場がなくなるというか、見劣りしてしまいますよね。
それはいままでこれらを飲んでいた客を裏切るとまでは言いませんけど、もやっとさせるような商売方法な気がします。
ヤクルト400に副作用があるのかどうか気になる人は、おそらく
「乳酸菌をそんなにたくさんとっても大丈夫なの?」
ってところが気になるのだと思いますが。
それは大丈夫だと思います。
むしろ現在はヤクルト1000がありますから。
ヤクルト1000と比べれば、乳酸菌の量が少ないヤクルト400は、倍飲んでも平気のように感じる人もいるかもしれません。
ただこの商売方法は邪道だと思います。
もちろん需要があるのなら、それでいいと思いますけど。
乳酸菌なんて、一般の人の目にはわかりませんから。
本人が満足できるのかどうかなだけな気がしますね。
もちろんヤクルト社も、ボランティアで製品を売っているわけではないので。
そういう製品を出して売れたり、客に喜ばれたりするのなら、今後も乳酸菌の量にこだわる製品を出していくんでしょうけど。
そういうのを求めている客がいるのなら、客も喜びますし。
ヤクルト社としても、製品が売れて満足だと思いますし。
もっと他のメーカーも、乳酸菌の量を増やした製品を出していくべきなのかも?
でも一度だしたら、もう後戻りできなさそうですから、ヤクルトとしてはそれなりの信頼があるからこそ、こういう製品を出せたのかもしれません。
ヤクルト400があっても、普通のヤクルトを断続して飲んでいる人も大勢いるというか。
普通に売れているのがヤクルトだと思いますから。